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人事部長とかわいい部下のレズビアンの記録 〜パート2〜

パート1より続く


「英里さん、教えてください」

「え、わたしが? 何をです?」

「部長の口説き方です」


「・・・😲」


「ごめんなさい。口説き方は冗談です。

でも、すんごく小難しい部長のことをよく理解してて、部長が求めることを先回りしてスラスラっとこなして。

僕らのときとは違って、部長は英里さんとおしゃべりしてるのがいつも楽しそうなんです。

女性同士なのになんか恋人同士に見えるくらいなんですよね。

だから、つい“口説き方”なんて言ってしまって・・・ゴメンナサイ」


「いいのよ。でもそんな見られ方してたんですね、意識したことなかったですけど」


「ボク以外にもいると思います、そういう見方してる人。

英里さんは部長の昔のことをご存じないかもしれませんけど、部長に昇格する前は、とても厳しかったというか。

人間的にはそんなことないんだけど、仕事、目標達成のためには厳しいキャラだったんです。

部長という立場になって、少しは丸くなられたっていうか、あ、体形じゃないですよ。

人間的な魅力が増した、という変化はあるんだけど、やっぱ簡単には近づけない、というか」


OL109


「特別なことしてるわけでもないんだけど、ね。

仕事は下手だし、たいして頭もよくないし。心がけてることって言ったら、相手を好きになることかな」


「え、好きになる?」


「ごめん、変な言い方して。仕事を好きになる、会社を好きになる、仕事のパートナーや上司を好きになる。
“好きになる”というより、魅力的なところを見つけ出すって感じかな」


「なるほど、好きになる、か。やっぱり英里さんと部長は恋人同士じゃないですか!
あ、ごめんなさい。また変なこと言っちゃって。
女性が女性を好きになるなんてこと、ないっすよね」


「あら、佐々木くん。それは間違ってるわよ。
女性が女性を好きになる、男性が男性を好きになるってこともあるでしょ。
佐々木くん、人事部の一員なんだから、LGBTのことをしっかり理解していないとダメよ。」


「あ、そうでした。すいません」


「いいのよ。佐々木くんって、まだ20代でしょ。人や物事の魅力的なところを探す営みって、自分自身が成長するプロセスでもあると思う。転職してると、そんな経験がわかるようになったのかもね」

「勉強になります」


 




「部長」


「デートのときは、『部長』はやめてって約束じゃない?」


「いえ、今日は部長と呼ばせてください。ウフフ
今日、ひろしくんが、『部長とえりさんは恋人同士だ』って言ってたんですよ」


「え、バレちゃったの? わたしたちのこと」


「そうじゃないんです。“恋人同士みたいだ”って」

「どういうこと?」


「部長がわたしと会話してるときって、いつも楽しそうだって。」


「あら、気をつけてたつもりだけど。そうだったのかしら?」


「佐々木くんいわく、昔は近づけないくらいな存在だったのに、佐藤さんは入社してから間もないのに、もう部長のココロをつかんでいるんじゃないかって」


「まあ ☺」


「デートのときに“部長”って呼ぶの、なんかドキドキする。
オフィスにいるときにいやらしいことしてるみたいで」


「やだ、だめよ会社では」


「わかってます💖」


レズのキス 


 ★★★★★
パート1はこちらです。


 

面接官と受験者のレズビアンの記録

「面接、とても素敵でしたよ」「あ、ありがとうございます。人事部長が女性だとは思ってなかったので、ビックリしました」「電話連絡なども私がやってましたのよ」「いや、電話連絡は女性でも、面接は男性の方が、と思い込んでました」「女性も活躍している会社ですからね」「そうですね、ほんとに今回そう思いました。確信しました」「佐藤さん、とても素敵すぎて、夢中になっちゃった」「ありがとうございます。」「社長も気に入...








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パート3(続き)はこちらです。

オフィスで繰り広げられるレズふたりと若手男子の3Pの宴 〜パート3〜

部長「だ、だめよ。ここは会社よ」英里「大丈夫、ここは給湯室よ」部長「誰か来るかも」英里「部長、不安なんですね。もう8時ですから、誰もが来ませんよ。」部長「もうダメよ。会社を出てから、ね。お願い、英里さん」英里「大丈夫ですって。部長ってこわがり? ウフフ。このスリルも興奮しませんこと?」部長「もう、いじわる。仕事のときはあんなに従順なのに、キスのときは攻撃的なのね」英里「だって、部長はネコでいらっし...

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